何度もむし歯をくり返してしまう…再発させないために気を付けたいこと
こんにちは。
稲荷町駅・新御徒町駅近くの「元浅草二丁目歯科診療所」です。
むし歯は条件が揃えば再発してしまう疾患です。
治療しても、なぜか再発してしまうとお悩みではありませんか?
このコラムでは、むし歯が再発する原因や再発させないために気を付けたいことについて、わかりやすく解説します。
むし歯が再発する原因は生活習慣にあります
「細菌の数」「糖質」「歯の質」「時間」などの要素が重なると、むし歯が再発します。
むし歯を再発させないようにするために、以下のような生活習慣に気を付けましょう。
・丁寧な歯磨きができていない方は要注意
歯と歯の間に磨き残しがあると、歯垢からむし歯菌が増えて歯を溶かしてしまいます。
また、むし歯治療を行ってから何年か経過し、詰め物の間にすき間ができでしまうと、隙間からむし歯菌が侵入することもあります。
むし歯治療を行った歯の周辺は、特に丁寧に歯磨きを行ってください。
・糖分の摂取したあとは歯をキレイに
糖分が口に残っていると、むし歯菌を増やす原因になり、むし歯が再発しやすくなります。
甘いものを摂取したあとは歯をキレイにしましょう。
・ストレスがたまる生活を見直す
人はストレスがたまると、甘いものを過剰に摂取してしまったり、タバコをやめられなくなったりします。
喫煙をすると、歯の周りにヤニが溜まり、むし歯菌の温床となりますので禁煙をおすすめします。
また、自律神経の乱れは、唾液の分泌を減らし、お口の自浄作用が上手く働かなくなるため、ストレスを溜めずに体調を整えることが大切です。
・不規則な時間の飲食をやめる
だらだらと、食べたいときに食べてしまうような、不規則な飲食もむし歯の原因になります。
食事のあとはお茶や水でお口の糖分を流し、可能なら歯磨きをしたいところですが、不規則に食べていればそういった機会も失われがちです。
むし歯の再発を防ぐには、定期検診の受診が大切
むし歯を治療した後は、再発を防ぐために定期検診を受診してください。
だいたい3ヶ月~4ヶ月に一度の受診をおすすめします。
もし、むし歯が再発してしまったとしても、早期発見、早期治療すれば、痛みや経済的な負担が軽くなります。
また、定期検診を受診している場合、むし歯治療から年数が経過している方には、むし歯の再治療についてお話をすることもあります。
再発予防のための定期検診は元浅草二丁目歯科診療所まで
今回は、むし歯が再発する原因と、再発防止策や定期検診についてご紹介しました。
一度削った歯は、むし歯になる前の歯には戻りません。
むし歯の再発を繰り返し、歯を削り続けると再治療ができなくなり、入れ歯やブリッジなど、義歯の使用を検討することになります。
当院では、大切な歯を守るため、
適切な歯磨きの習慣を身に付け、定期的な検診やプロの手によるクリーニングで、お口の健康を守っていきましょう。